1・札幌→福島
『浮浪者、南へ放たれる。』
〜3月5日 札幌を出る〜
どうも僕です。
去る3月5日から数日間、あたくし久しぶりに旅をしておりました。
働いていた病院を去ってから数ヶ月、試験へと向かうその数ヶ月の間に
久しぶりに自分を見つめ直す時間と場所が欲しかった。
ならば旅だ。
やはり小汚いカバンとカメラをぶら下げてあてどなく彷徨う先に何かがあるのです。
道を行けど、そこに定まった道はなく。
「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」
というのは高村光太郎の詩か。
それを心に秘めて、でも自惚れず。
僕の前にある道を新たに歩いた僕の道にしよう、と。
そんな少しの自己陶酔も乗せて旅に出たのであったのです。
そんなわけで、この切符を買った3月5日から旅が始まりました。
何も考えず、札幌→苫小牧の高速バスの切符。1270円也。
これを買ったらもう後戻りは出来まい。そして苫小牧に着いたら8000円の雑魚寝(2等船室)のチケットも。
これで1万円払った。もう後戻りは(・A・)イクナイ!というわけであたくしは船上の人となりました。
苫小牧の港にしばしの別れを。
〜3月6日 福島到着〜
暁を進む船を見送り、朝日に輝く海を見る。
そんなフェリーでの風景もあと見ることは幾度ほどか。
こと時間がかかる船旅だけど、この風景は最高であります。
学生時分はこのフェリーにだいぶお世話になったもので、仙台へ降りて実家に帰ったり
卒業旅行の折には名古屋へ行ったりといろんな景色を見てきました。
……あぁ、卒業旅行記も書いてないな………
去年のことですが、なんとか書きたいと思います、旅行記。
はしゃぐ若薄毛
さて、福島に到着したら出会いあり。
今年の頭まで札幌にいて、今は福島に帰っているテツ君と合流して
福島に帰ってきたら必ずと言っても良いほど行く、あたくしの福島においての思い出の地、
信夫山に行ってまいりました。
ここにはよく来ておりました。
福島に帰るたびに山の上(烏ヶ先という場所)から見下ろす福島の街は郷愁を誘います。
札幌に住み、札幌で生きていくつもりだけどここに立つとやっぱり切ないもんだ!
海が隔てると言うことは、意外と心に重くのしかかるものです。
若薄毛
その後、同じく福島のアホ勇者としての同志、影月兄者と合流。
そしたら晩御飯は「龍苑」と決まっているのです。←結論
味噌ラーメン+五目チャーハン+餃子は最強です。
福島で食べる中華は「龍苑」か「桃太楼」で決まりなのだ!
……そして、その後ゲーセンやらカラオケやら行った後二人と別れて………
実家には帰らず漫画喫茶で寝ました\(^o^)/
何故かって?
実家に親父いないし(当時台湾に行っていました)兄夫婦に気を使われるのもあれだし( ^ω^)
〜3月7日 次は水戸へ〜
少しの眠りの後、福島のローカル線・飯坂線を用いて福島駅へと向かい、
そこから→郡山→水戸へと向かうことになりました。
さあて、水戸では誰が待っているのか……?