8・高松→広島・宮島
『お好み焼き屋にミルコ散る 宮島は鹿のパラダイス!?』

 


 いろんな意味でなじみ深い寅一の看板が有ったので何となく撮影しつつ、また本州へと戻ります。
結局四国に滞在していたのは2時間くらいです。うどん食って散歩したくらいでした。
もっと時間があれば四国もぐるぐる回ってみたかったなー、なんて。
次は山陽本線に乗って広島を目指します。
しかしここで一発やらかしてしまう。
多分こんなの初めてじゃないだろうか。


寝過ごしちまった…………_| ̄|○
というわけで、一度道を引き返すハメになったのだが、意外なことにコレが正解だったのかも知れない。
おかげで海沿いの電車のルートを選ぶことが出来たのである!!
いやいや、禍福は糾える縄の如しとはよく言った物である。

なんか植物も南っぽくなってきたような気がするのはなんでだろーか………
そんなことをしているうちに20時。広島駅に到着である。
この日はさしてすることはない。ならばせっかく広島だしお好み焼きでも食べに行こうかね。
ビジネスホテル(2500円!)のおばちゃんに近所のうまい店を尋ね、早速ゴウ。
丁度空いている時間帯だったのだが、ここはある空間になっていた。
丁度TVでミルコ・クロコップvsエメリヤーエンコ・ヒョードルをやっていたのである。
この不思議空間でお好み焼きを作ってもらい、ウーロン茶を飲みお好みを食いながら観戦。
店のおばちゃんもビール飲みながら観戦。
「そこだ、行け」なんて言いながらお好み焼きを食う俺。同じようなおばちゃん。
そんなうちにミルコは負けてしまった。ミルコを応援していたのか残念そうなおばちゃん。
俺も応援してたので「惜しかったですねぇ(´・ω・`)」なんて話しているうちに格闘トークに。
なんかこんな機会あるとは思わなかったけど楽しかったなぁ。
今日はその後、ホテルに戻って早めに寝ました。

あ、ちなみに広島風お好み焼きはうす〜い生地で具を挟む、といった感じの奴です。
俺は好きだけど、いざ作るとなると難しそうだよね。

 さて翌朝。ホントは中継地点として広島はコレでおしまいの予定だったのだが予定を変更することにした。
長崎まで行く前にもう少し遊べるに違いない………!!
というわけで………
清盛かわいーっ☆
そうだ、厳島神社に行こう。
俺のスーパーコンピューターがはじき出した計算ならば昼間で遊んでも余裕のよっちゃん。
最終目的地・長崎までは行けそうだ。
というわけで、宮島へ行こう!

宮島へは広島からJRで宮島口駅まで向かい、そっから船に乗るのだ。
この船は片道210円で10分の旅、なのだがJR航路なので18きっぷで乗れるのである!!
うん、こいつぁ得をした感じ。

そして宮島上陸!!
砂浜のあたりを歩いていると松が立ち並ぶ。どっかで見たような………?
あと鹿がいっぱいいる。ごっそりいる。アメイジングいる。
数えたらきりねーくらい居るんじゃないだろうか?
そう思いつつ探索していると

日本三景碑!!!
松島にもあったアレがやはりここにもありましたか………!!
となると、道程に天橋立入れてなかったのは不覚だった………!!
今度絶対行くぞぉっ!!
<行けよ

 さて、ここに来たからには厳島神社行っておかないとね。
この神社、例の「海の中に鳥居があるアレ」である。
海の中に入れちゃったら潮風とか海水とかででダメージ激しいだろうなーとおもうけど逢えてそれをやる。
うむ。断言できるだろう。
平家。まさにロックな集団である……!!
あのカワイイ「清盛くん」などこのロックさには陰る。
いろんな意味で見習うべき先人じゃないか?と思う。滅びるのは勘弁であるが……

丹塗りの建物が美しい。
しかし海中の鳥居、本気で補修大変だろうなぁ………

海はきれいだ。
しかもこの日は天気が良くて海面が光ってくれる。
やはり海には松が似合う。
松島から同じようなことをいっているが、やっぱり海が映えるのは晴れ空だと思う。

せっかく何で鳥居の所で写真を撮ってもらった。
ロックな魂が眠る(と勝手に認定)厳島神社。素晴らしい景観です。

 神社を見た後は、まだ時間があるので山道を散策することとした。
山へ登っていく口はなんかシブい階段だ。

木々が夏の緑。
いいねぇ、山も。
それを考えると山と海を一緒に味わえるなんて贅沢だぞ、この。

大照院なるところに至る。
仁王像がカッコイイ。こういう厳つさが大好きだ。
ここで長寿健康茶なる物を飲んでみた。
すげー不思議な味がしたので健康になったんだろうと思ってみる。
どんどん高くなっていく
上の方には平松茶屋という茶店がある。かつて天皇陛下も来たらしい!!
冷えた抹茶と紅葉まんじゅうを食べてきました。
店のおじさんと旅の話などをして盛り上がる。やっぱりいいなぁ、旅は。

ここからあの大鳥居が見えるのだ!!


そして、名残惜しいながら下山。
このシーズンはやはり紅葉の時期。
いつかまた、紅葉を見に来たいなぁ………
<来いや


さらば、広島!!
そして俺は南へと。

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